マジシャンの心得
マジックの歴史
海外のマジックの歴史
マジックって日本語で言うと、手品、奇術、魔法、魔術・・・こんな言われ方をするよね。
マジックの歴史はナント古代エジプトから始まったとされているんだ。約4000年前というからすごい昔だよね。
奇術は古代からあって、リーダー的役割の人間は、民衆とは違ったことができるということをアピールすることで権力を得ていたんだ。この時代の奇術は「原始奇術」、「ビザー・マジック」と言って、影響力が大きかったんだ。
中世から近世にかけて、西ヨーロッパにおいても同様で、当時奇術は権力者にとっては自身の権力を大きく見せる為の手段であり、同時に魔女狩りによって不都合な人物を消す為の方便でもあった。このときにこういった無実な罪の人を助けようと、奇術の解説をした人がいてその『妖術の開示』が解説も含まれており、世界最古の奇術解説書となった。
当然こんなものがでまわると権力者は困るので、スグに発禁本指定されて燃やされてしまいました。
ここまでが海外のマジックの歴史だよ。
日本のマジックの歴史
日本では、奈良時代に唐(中国)から仏教と一緒に伝わった「散楽」が始まりとされ、狂言や能などと同じ流れだと言うことです。
日本では大道芸として発展し、「放下」「呪術」「幻術」と呼ばれたが、戦国時代には芸としてすでに完成している。しかし、室町時代以降はキリシタン・バテレンの妖術と非難され、一時禁止された。相変わらず政治に利用されるのは変ってないですね。
好きな人も多い、陰陽師(安倍晴明など)や果心居士もこの流れの人手有名ですね。。
日本は独自の進化を遂げて、江戸時代の座敷芸の幻術があって、これは現代で言うブラック・アートや幻灯機を用いたものだと解釈されています。江戸時代頃からマジックは手妻(てづま)、品玉と呼ばれ、実は日本は世界に先駆けて「ブラック・アート」を完成させた国であります。この時代に完成した日本奇術(和妻)の中でも水芸や胡蝶の舞、ヒョコといった演目は現代でも最高傑作となっていたんだ。江戸時代以降は奇術解説書が多く出版されるようになり、日本最古のものは「神仙戯術」(1697年)
胡蝶の舞
すごい日本でマジックは流行っていたんだけど、1900年代初期から、日本奇術界は欧米のコピーはしり始めます。折角の日本独自のマジックは衰退し始めたのです。ステージマジックがこのころから流行ったんだ。
まぁ簡単なマジックの歴史だけどなんとなくわかってもらえたかな。
それでは他にも楽しい情報いっぱいお話しするよ。